雪崩の衝撃力を弱めるために人工的な障壁を立てておく事は有効である。そういった障壁にはいくつかのタイプがある。一つ目のタイプとしては防雪ネットで、これは基礎と支え線で地面に固定したいくつかの支柱の間に網を張るというものである。別のタイプの障壁は頑丈なフェンス状の構造物(防雪フェンス)で、鋼鉄や木、あるいはプレストレスト・コンクリートなどで作られる。これらのフェンスは、通常は桁の間に隙間があり、傾斜に対して直角に作られ、傾斜の下の方にあるものほど桁の数を増やして作る。しかし頑丈な障壁を作ると景観には悪い。何列も作らねばならないような場所では特にそうである。さらにこうした障壁は高額であり、また暖候期に入って岩とともに流下する雪崩に対しては脆い。最後のタイプとしては、雪崩を止めるか、あるいは雪崩の向かう方向をそらすための障壁がある。こうした障壁は、コンクリート・岩のほか、自然地形も利用して作られる。これら各タイプの障壁は、それらを用いて雪崩の方向を逸らして他の障壁へ向かわせる事も出来るにもかかわらず、通常は建物や道路・鉄道など、守りたい物件のすぐ上に作られる場合が多い。場合によっては、雪崩を弱めるために、その経路上に土塁を築く事もある。
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地形の検討とは、どの斜面を通るかを慎重に選ぶ事により、雪崩地形を通過する危険を避けるという事である。